Dec 11, 2010
FXの初心者にも安く、低リスクの運用が可能
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カナダのResearch In Motion (RIM)は8月23日(現地時間)、最新のBlackBerry 7 OSを搭載したスマートフォンのエントリーモデル「BlackBerry Curve 9350 / 9360 / 9370」の3機種を発表した。本体ならびに画面サイズは従来とほぼ同等だが、本体の厚みが2割ほど薄くなっているほか、画面の解像度がQVGAサイズから480×320ピクセルのHVGA+と広くなっている。提供時期はカナダ国内が今月8月中で、それ以外の地域は9月以降となっている。価格や詳細な提供時期については各キャリアから順次発表される。
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ハイエンドのBlackBerry Bold、タッチ操作を主眼にしたBlackBerry Torchに対し、Curveシリーズはエントリーモデルの位置付けとなる。前世代のCurve 9300シリーズ(3G) と筐体サイズや外見はほぼそのまま踏襲しているものの、9300の新シリーズでは全体に細かく機能のブラッシュアップが行われている。本体サイズは109×60×11mmと縦横のサイズはそのまま維持しながら、厚みは従来の13.9mmから11mmと薄くなっている。本体重量は99gとなる。ディスプレイサイズは2.4インチとなっており、サイズは同等ながら解像度が従来の320×240ピクセルから480×320ピクセルと密度が高くなった。3モデル共通スペックとしては、A-GPSサポート、フラッシュ付きの500万画素カメラを搭載(従来はフラッシュなしの200万画素)、VGAサイズでの動画記録に対応、NFC (Near Field Communications)への対応、IEEE 802.11 b/g/nの3規格をすべてサポートする。またプロセッサが800MHz駆動と従来比で2割ほど高速化されており、ストレスなく操作が可能だ。
3機種の位置付けは9370と9350がCDMA系列キャリア向け、9360がGSM系列キャリア向けとなっている。このうち、9350はローエンドモデルの位置付けとなる。搭載メモリは3機種共通で512MBのRAM、9370は本体が1GBのストレージ領域を持ち、9350 / 9360は512MBのストレージ領域となる。3機種ともにmicroSD/SDHCカードスロットを持ち、最大32GBまでのストレージ拡張が可能。なおバッテリは3機種共通で100mAhとなる。9350については米Sprintで9月9日から50ドルでの販売価格が提示されているなど、非常に手頃な価格になっているのが特徴だ。NFC内蔵スマートフォンとしては最も安い価格帯にあると考えられる。
(Junya Suzuki)
[マイコミジャーナル]
東京電力が東日本大震災の前に、福島第一原子力発電所に従来の想定を上回る10メートル以上の津波が到来する可能性があると2008年に試算していたことが政府の事故調査・検証委員会で明らかになった問題で、東電は同じ試算で高さ15メートルを超える津波の遡上(そじょう)を予測していたことが24日わかった。
大震災で同原発は、14〜15メートルの津波に襲われたが、「想定外の津波」としてきた東電の主張は、15メートル超の遡上高の試算が明らかになったことで崩れた。東電は試算結果を津波対策強化に生かさず、大震災4日前の今年3月7日に経済産業省原子力安全・保安院に対し報告していた。
東電によると、国の地震調査研究推進本部が02年7月に新たな地震の発生確率などを公表したのを受け、東電は、08年にマグニチュード(M)8・3の明治三陸地震(1896年)規模の地震が、福島県沖で起きたと仮定して、福島第一と第二の両原発に到達する津波の高さを試算した。第一原発の取水口付近で高さ8・4〜10・2メートルの津波が襲来。津波は陸上をかけ上がり、1〜4号機で津波の遡上した高さは海面から15・7メートル、同5・6号機で高さ13・7メートルに達すると試算した。
高輝度光科学研究センター(JASRI)は8月23日、大型放射光施設「SPring-8」の高輝度高エネルギー放射光X線を用いた測定と計算機シミュレーションにより、ガラスの形成のしやすさと原子配列の関係を明らかにしたと発表した。
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今回の発見はJASRI小原真司主幹研究員らを中心とした、フィンランド・タンペレ工科大学、山形大学、日本原子力研究開発機構、米MDI、英アベリストウィス大学、米アルゴンヌ国立研究所との国際共同研究チームによる成果。米国科学雑誌「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America」(米国科学アカデミー紀要PNAS)のオンライン版に掲載された。
ガラスは我々の生活になくてはならない、あらゆるところで使われているもの。しかし、ガラスが規則的な結晶構造を取らないにも関わらず、「なぜガラスになるのか」という疑問はまだ解明されていない。今回の成果は、その謎に迫る重要な手がかりとなったという。
研究チームは、今回の実験でまず融体を容器なしで保持する「無容器法」(画像1)を用いて、頑火輝石(がんかきせき、MgSiO3(=MgO-SiO2)、SiO2の含有率50モル%)および苦土かんらん石(くどかんらんせき、Mg2SiO4(=2MgO-SiO2)、SiO2の含有率33.3モル%)の高純度ガラスビーズをそれぞれ合成。2つの鉱物は地球上でありふれており、ガラスの主成分であるシリカ(SiO2)成分を含んだ鉱物だ(頑火輝石の方がガラスを形成しやすい)。
ガラスになりやすい頑火輝石と、ガラスになりにくい苦土かんらん石のガラス状態の構造を調べるために利用されたのが、SPring-8の高エネルギーX線回折ビームライン「BL04B2」だ。BL04B2で解析実験を行って中性子解析と構造シミュレーションを併用し、ガラスの原子配列の3次元構造を構築した(画像2)。
これまで、両ガラスともにケイ素原子(Si)の周囲に酸素原子(O)が4つ配置し、SiO4四面体が形成されていることはよく知られていたが、マグネシウム原子(Mg)の周囲にいくつのO原子が配置しているのかはよくわかっておらず、今回の研究でそれが判明。両ガラスとも、MgO4やMgO5が多く存在していることが明らかとなった。
これら両組成の結晶相では、ガラス相ではわずかだったMgO6という正八面体が多く存在していることも確認。つまり、ガラスは結晶相を単に乱した構造ではないことがわかったのである。
続いて、ガラスがSiO4、MgO4、MgO5のO原子を共有してつながっている点を利用し、そのつながり方を評価する指標として環状(リング)構造に注目してその大きさの分布を調査。例えば、MgO成分を含まないことからガラスになりやすいシリカ(SiO2)ガラスでは、SiO4四面体が6個つながっている6員環が最も多く含まれ、これを中心に3員環から12員環まで広い分布を持っている。
それに対して、SiO2ガラスよりもガラスになりにくいMgSiO3ガラスでは、SiO4四面体とMgO多面体が4〜5個つながってできる4〜5員環が多く、その分布も2〜7員環までと狭くなることが判明。さらにガラスになりにくいMg2SiO4ガラスでは3員環が支配的になり、その分布も2〜5員環とより狭くなることがわかったのである(画像3)。これにより、ガラスになりやすい物質ほどその環状構造の大きさの分布が広く、より多彩なサイズの環状構造を持っていることがわかったというわけだ。
一般に結晶中にはこのような構造・形態の多様性は見られず、この環状構造のサイズ分布、すなわち構造多様性の存在こそが、ガラスがガラスである所以(その組成の結晶と異なる特徴)であり、ガラスの形成のしやすさ(の違い)を構造的に説明するものであると結論づけられたのである。
今回の研究で、従来の「ガラスは結晶構造を単に崩したもの」と考えられがちだった構造的特徴を明確にでき、またガラスの形成のしやすさと構造の関係を明らかにできたことから、今後はこうしたガラスの構造多様性の研究・分類を通してガラスの物性理解が進み、さらに構造という基礎データに基づいた材料設計・開発へと展開することが予想されるという。さらに、無容器法はガラスになりにくい物質をガラスにすることができるため、無容器法により新たな機能性ガラス、例えば携帯電話カメラ用高屈折率ボールレンズの創製などへの応用も期待されている。
(デイビー日高)
[マイコミジャーナル]
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